カーペットを長期間維持する手入れやクリーニング

カーペットを購入したからにはお気に入りの敷物を長くキレイに使いたいですよね。ここでは床敷物を長くキレイに使うために絶対に知っておきたいお手入れの方法を紹介します。

できれば毎日、無理な場合は最低でも週に二回は掃除機がけが必要です。大きな粗ごみを手で取り除き、その後は掃除機で繊維の表面についたほこりをとっていきましょう。掃除機をかけるときは毛並みに逆らってかけると、きれいに誇りが取れます。

カーペットのパイル糸が飛び出している

パイル糸が飛び出しているときは無理に引き抜かないでください。このときははさみで丁寧に切りそろえましょう。また新しい敷物によくある遊び毛は毛抜けではありません。パイルに付着していた余分な毛が出てきているだけです。掃除機を数回かければきれいに取れ敷物本来の美しさが出てきます。

カーペットからダニの発生を防ぎたい

吸引力の大きい掃除機でこまめに掃除をすることで、ダニの発生はかなり抑えることができます。最低でも週2回は掃除機がけをしましょう。また年に2回以上は絨毯を半面づつめくり上げて空気に触れるようにします。このときに絨毯の裏面と接地している床の掃除機がけも合わせて行うとさらに効果的です。

もしカーペットに窪みができたらどうする?

テーブルや椅子などを絨毯の上に置きできてしまったくぼみを改善するには、スチームアイロンを使えば簡単です。スチームアイロンの蒸気を使いパイルを立たせ、毛並みに沿って荒いブラシでブラッシングしてください。この時注意したいのはアイロンを直接絨毯につけないようにしてください。

カーペットから出るほこりのたたき出し

天気のいい日にぜひやっておきたいのが絨毯のたたき掃除です。まずは半日ほど日陰で絨毯を干し中に溜まった湿気を追い出します。十分に乾燥した後、棒などを使い軽くたたきます。そして再び床に敷くときは今まで使っていた向きとは逆向きに敷きましょう。消耗を平均化することで長く使うことができます。

カーペットの拭き掃除のやり方

絨毯全体の汚れは中性洗剤をぬるま湯が入ったバケツにキャップ1杯ほど入れ、そこに浸した雑巾を硬く絞って拭いていきます。洗剤で吹いたあとは水拭きをしていきます。頻度は半年に1回程度が理想的ですが、汚れが目立つ場合は、すぐに吹き掃除をしましょう。